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「常連さんは駅から直行されるので、チェックインとアウトをお昼にしました。少しでも長く寛ぎたいでもらえれば嬉しいですから」とご主人。
客思いの心配りはこれだけではない。例えばぬめりの強い下呂の湯は滑りやすいから、と大浴場を安全な畳敷きに。さらに女性用大浴場には、香りでもリラックスしてほしいとの女将の計らいで、自家栽培のバラを浮かべている。その数一日に180輪! 特に香りが強いイングリッシュローズを5種類浮かべ、浴室内は高貴な香りに包まれる。そして食事も事前にリクエストしておけば、食材の変更も個々に対応してくれる。
湯のよさはもちろんだが、こういう宿のもてなしの心こそが、ホンモノの寛ぎを感じさせてくれるのかもしれない。
※自遊人2007年11月号別冊『温泉図鑑』より転載
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