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開湯1300年の歴史を誇り、美食家、芸術家として知られる魯山人ゆかりの地・山代温泉。温泉街を見下ろす高台に建つ『萬松閣』は、その名の通り、緑に包まれた日本旅館である。
「山代の温泉に含まれる硫酸塩は、肌の表面を柔らかくし古い角質を落としてくれる。pH値も肌に近く、スッとなじんで刺激が少ないんです」と宿の女性スタッフが言うように、山代温泉は美肌の湯として知られる。
風呂も風情があり、鉱石・六方石を使った男性用露天風呂は、頭上に深緑が降り注ぐよう。庭園風の女性用露天風呂も趣があり、大浴場『菖蒲湯』には飲泉処もある。いずれも放流一部循環式だが、湯船には常に新しい源泉がかけ流され、加水・加温なしのピュアな源泉を楽しめる。 2009年5月には、9室を備える「祥山棟」の展望風呂付客室を改装。眺めのいい内風呂を100%源泉かけ流しにした。
甘エビやカニなど地元の漁港で揚がった海の幸に、加賀野菜が彩りを添える夕食も、加賀ならでは華やかさ。美肌の湯、美食と、豪勢な旅が味わえそうだ。
※自遊人2009年7月号別冊『温泉図鑑』より転載
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