特に圧巻なのはゴツゴツした大岩を豪快に積み上げた混浴露天風呂。わずか8mほど離れた源泉からドバドバかけ流される湯は、まるで入浴剤を溶かしたように鮮やかなグリーン。
湯船から溢れた湯が惜し気もなく流される湯川の土も緑に染まり、このグリーンがまさに自然の恵みであることを実感できる。
「硫化水素ガスが濃いので、源泉にはあまり近付かないで下さい。また、内風呂に入る場合は必ず窓を開けて、20分以上は入浴しないように」と石塚さんが注意を促すほど、成分もかなり濃厚だ。
浴室には硫黄臭といったかわいいものではなく、強烈な硫化水素ガス臭が漂っている。しばらく誰も入浴しないと、湯船の表面には湯の花の膜が張ってしまうほど。
湯に体を沈めれば芯からじわじわと温まり、地球のエネルギーが体中にみなぎっていくようだ……。
おすすめが夜の露天風呂。周囲に灯がまったくない山の上故、天の川どころか、まるで木漏れ日のように大量の星が間近に迫って来る!
裸電球を消し、宇宙の灯だけで楽しむ湯浴み……。まさに至福のひととき。
自遊人2004年10月号別冊『温泉図鑑・秋』より転載。 |
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| 混浴露天風呂。湯底にはぬるっとするほど湯の花が沈殿している。酸味、苦味、えぐみがかなりきついが、飲むと糖尿病にいい。 |
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| 地元のおばちゃんお手製の山の料理。血液をサラサラにする野菜がたっぷり。 |
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