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竹内さんは31歳という若さながら、湯に対するこだわりは並々ならぬものがある。「昔ながらの湯治宿風情を残しつつ、快適に過ごしてもらいたい」との思いから、昨年12月には内風呂付きの部屋を開いた。信楽焼の浴槽にたっぷり湯を注いで、誰にも邪魔されずいつでも湯浴みができるとあって大人気。
湯を沸かせる程度の簡単な設備もあるので、ここに泊まった人は、ほとんど宿の外に出ることなく自宅のように過ごしている
館内の湯はすべて源泉かけ流し。加水や加温も一切していない。「飲んで、浸かって、掛けて」楽しめる湯は、先述の教授によって、「一、飲泉は、湯呑場または湯口から直接汲んで飲むこと。二、食前空腹時に飲泉すること……」とただし書きがされてある。
最初は1日に200ccくらいから始めるのが良く、竹内さんに聞けば体調に合わせた飲み方もアドバイスしてもらえる。竹内さんは温泉指導員の資格も持っているので、雪のない時期であれば、源泉を案内してもらうことも可能。
※自遊人2006年12月号別冊『温泉図鑑』より転載 |