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もともと野沢は民宿を中心に発展してきた温泉地。
現在でこそ中堅規模の旅館が何軒もありますが、他の有名温泉地(草津や有馬など)と比べると、旅館の規模はかなり小規模です。
13箇所の外湯(共同浴場)を中心に宿が並び、内湯をもたない宿も残っています。
「内湯を持たない宿なんてあるの?」
という声が聞こえてきそうですが、ちょっと昔までは当たり前の話。民宿ならもっと当たり前で、ここ『いけしょう』もそんな一軒。
宿泊者は下駄をならして共同湯まで歩きます。
宿の目の前は洗濯湯、さらに『上寺湯』があって、さらに歩いて1分ほどの場所には『熊の手洗湯』、4~5分も歩けば、泉質抜群の『真湯』、また、野沢のシンボル『大湯』などもあります。
なかでも『真湯』と『熊の手洗湯』は、温泉ファンのなかでは有名な共同浴場。
『真湯』は緑色に濁る不思議な湯で、一方の『熊の手洗湯』は日によって白く濁る、白い湯の花が舞う湯。
宿に内湯はありませんが、温泉好きならむしろ情緒を満喫できて大歓迎のはず。(共同浴場にはシャワーがないので、女性はちょっと不便かもしれませんが)
こんな素朴さも野沢温泉の魅力なのです。
さてさて、『いけしょう』の素朴で心あたたまる魅力についてたっぷりとご紹介したいのですが、長くなってしまいますので続きは次回といたします。どうぞお楽しみに。
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