文/岩佐十良(本誌) 年初の小雪で、今年はラクに冬が越せるかな、と思っていたのもつかの間。魚沼では2月も中旬になって本格的な雪の日が続き、あっという間に道路脇に高い雪壁ができてしまいました。 どうやら春はまだまだ先のようです。 でも、雪国ではこの時期にしか楽しめないものも沢山あるのです。スキーやスノーボード、スノーシューで森を歩いたり。でも、やっぱりはずせないのは雪見の露天風呂ですね。 で、今回の「自腹でも泊まりたい宿」は、奥飛騨温泉郷の『槍見舘(やりみかん)』です。 築200年余の新潟の庄屋を200坪分そのまま移築した、風情ある佇まいが人気の秘湯の宿、槍見館。 宿からは正面に槍ヶ岳を望み、その景観は露天風呂からも見ることができます。しかも露天風呂の数は貸切風呂、混浴風呂あわせて、ぜんぶで6つ! もちろんすべてが源泉かけ流しです。 さらに嬉しいのが、すぐ近くの新穂高ロープウェイの冬山営業。残念ながらスキー場は平成15年を最後に終了してしまいましたが、ロープウェイだけは継続営業しています。頂上駅から眺める雪山風景は本当に言葉では言い表せない絶景で、中腹の鍋平高原ではスノーシューを履いてのミニトレッキングも楽しめます(「スノーシュー鍋平コース」の詳細はこちらから)。
自遊人倶楽部から毎週お届けする、メールマガジン『自遊人倶楽部通信』。そのメールマガジン上の1コラムとして掲載されているのが、自遊人編集長による連載『もう一度泊まりたい宿』です。メルマガ読者からの人気も高く、「バックナンバーも読みたい!」という声にお応えして、今回、温泉倶楽部で特別に掲載することになりました。過去に配信した記事を少しずつ掲載していく予定ですので、どうぞお楽しみに。