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ラ・グラッサ La Grassa
雪国A級グルメ総合評価 

新潟県南魚沼市浦佐
関越自動車道大和スマートICから国道17号経由で約5分
関越自動車道小出ICから国道17号経由で約10分
JR上越新幹線浦佐駅から徒歩5分




1. 山菜やこの地域の伝統野菜を使った、アイデアあふれるイタリア料理を楽しめます。
2. 食材も、調味料も、無添加のものを使用しています。
3. 調理の水にこだわり、軟水で有名な八海山の湧き水を使用しています。


メニューの主役は、旬を迎えた魚沼野菜

八海山麓の湧き水で作るイタリアン
 ラ・グラッサで料理をいただくと、イタリア料理って、どんな食材にも合うんだなあと実感します。
 ラ・グラッサで使う食材の中心は、魚沼の山菜や地野菜です。イタリアには絶対にない食材なのに、オーナーシェフの田代さんの手にかかると、クセのあるウドも、ほのかに苦みのある大崎菜も、イタリアの味にすっとなじんで、とても美味しい料理になります。

 「イタリア料理の真髄は、その土地から生まれたものに誇りを持って調理すること」であるならば、ラ・グラッサは、まさに魚沼でイタリア料理の真髄を体現する店。オーナーの田代さんは、魚沼の食材に信頼を寄せ、誇りを持って調理しています。
 だから、メニューには、旬の地野菜や山菜の名前の入った料理がずらりと並びます。ちなみに、取材に行った5月のメニューは、こごめや山うど、ふきのとうなど、春の山菜が主役でした。

 旬の美味しさを大切にしている店ですから、日々のメニュー作りも臨機応変。取材の日は、ちょうどいいアスパラが届いたようで、普段は山うどで作る「うどのカルボナーラ仕立て」を、この日はホワイトアスパラに変えて作ってくれました。
 ちなみに、届いたアスパラは、ホワイト、グリーン、むらさきの3色。それぞれの持ち味を活かして、ホワイトアスパラはカルボナーラに、グリーンアスパラはグリルに、むらさきアスパラは辛みの利いたアラビアータになって再登場。3色3様の美味しさが生まれています。
 
 ちなみに料理の脇役として欠かせないのが、野菜を茹でるときに使うブロードです。これは、日本料理でいえば「だし」のようなもの。にんじん、たまねぎ、セロリの葉を入れたスープに、ローリエや白こしょうなどで香りづけしたもので、野菜を茹でるときは、すべてこのブロードのお湯を使うそうです。これで茹でると野菜の旨味が逃げず、料理が美味しく仕上がるのだとか。
 ブロードの水は、軟水で有名な地元・八海山麓の湧き水を使用。田代さん曰く、軟水でないと、素材の本当の味はでないのだそうです。

 ところで、ラ・グラッサにはいろいろなパスタメニューがありますが、そのなかで、異色の存在感を放っているのが「手打ちそば」。そう。あの刻み海苔をかけていただく日本そばです。
 聞けば、田代さんはもともとこの辺で有名な蕎麦屋の長男。そばの修行をし、ずっとそばを打っていたそうなのですが、ある日、とても美味しいイタリア料理店に出会い、一念発起してラ・グラッサを開店しました。残念ながら、その店はもうないそうですが、何度も通って味を覚えたそうです。
 美味しい蕎麦を打つイタリア料理店のオーナーシェフ。もう、聞いただけで美味しそうでしょう。ラ・グラッサはJR上越新幹線浦佐駅から徒歩5〜6分、アクセスの良さも抜群です。ぜひ食べに行ってみてください。

この日入った3色のアスパラ。ドリンクメニューも充実。ワインのほかにも、地酒など豊富に取り揃えている。人気NO.1メニュー「ブロ&ブロ」のブロッコリーソースと自家製トマトソース。


料理例
春のメニュー例
おもに旬の素材を使うラ・グラッサでは、季節によりメニューが変わる。春から初夏の主役はやっぱり山菜。採れたての山菜を使ったメニューが充実している。

1.こごめとベーコンのソテー
地元のきんちゃんハム工房のベーコンと山菜のこごめを炒め、温泉たまごを添えた一品。食べるときに温泉たまごを崩し、混ぜ合わせていただく。

2. 八色しいたけのステーキ ブロッコリーソース添え
魚沼の特産「八色しいたけ」を、低温のオリーブオイルでじっくりと揚げる。カサを下にするのばポイント。しいたけの旨味がじっくりと出て、とても美味しい。

3.アスパラのオーブン焼き タルタルソース添え
新鮮なアスパラにタルタルソースをのせて、オーブンで焼き上げる。アツアツがおいしい。

4. ホワイトアスパラと生ソーセージのカルボナーラ仕立て
ホワイトアスパラの美味しさが引き立つ一品。山うどのカルボナーラも絶品。

5. 山菜のカルパッチョ 自家製味噌ソース
採れたての山うどとこごめに、自家製味噌で造ったソースをかけて。山うどの強い香りと味に、味噌の味がとてもよく合う。

6. むらさきアスパラのアラビアータ風
ポリフェノールの多いむらさきアスパラは、味のはっきりとしたトマトソースとの相性が抜群。

7. 白えびとあさつきのパスタ
白えびの風味を楽しむ、春らしい味わいのパスタ。

8. ふきのとうとベーコンのリングイネ
ふきのとうと相性のいいベーコンを使った春を告げるパスタ。最後に風味のよい刻み海苔をかけて。

9. 津南ポークのスペアリブ やわらかロース
柔らかくなるまで煮たスペアリブを、オーブンでロースト。驚きの柔らかさに。

10. 骨付豚ロース肉のロースト じゃがいも添え
津南ポークのロースを、骨に隠れている旨味を浸透させながら、じっくりと焼き上げる。お肉の弾力と旨味を楽しむ一品。


魚沼の食材と無添加の調味料、それから、水にこだわって調理しています。水は、毎朝八海山麓から汲んできた湧き水を使っています。この水を使うと、素材の持ち味がよく出るんです。山菜を使ったイタリアンは、一見作るのが難しそうだけれど、ちょっとしたコツさえ覚えてしまえば家庭でも作れます。いつでもレシピをおしえますので、気軽に声をかけてください。魚沼の地野菜や山菜、そしてイタリア料理の美味しさを楽しんでくださいね。
La Grassa オーナーシェフ 田代敏光さん

ラ・グラッサは、安くて、新鮮で、美味しい料理を出してくれる「まちのトラットリア」。オーナーシェフの田代さんはイタリア人のように気さくで明るい人。田代さんとのおしゃべりも、来店したときの楽しみの一つです。ランチタイムを除き、料理は基本的に単品なので、コースを頼みたい場合は、事前に電話で相談を。
認定調査員 山岸


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