2012.1.13 金曜日の食卓

この日は6人で食卓を囲みました。
レシピは5〜6人分を目安に書いてあります。

ブリ大根
昨日の「ブリしゃぶ」で脂の乗ったブリをたっぷり食べたので、翌日は残ったブリのアラを使って、やさしい味わいのブリ大根に。旨みのしみた大根が最高です。
材料
・ブリのアラ 1尾分
・大根 1本
・生姜 1かけ
・酒 1カップ
料亭御用達の薄口木桶醤油 1/2カップ
素焚糖(すだきとう) 大さじ1
・水 6カップ

1. 大根は2〜3cmの輪切りにし、皮をむいて面取りをしておきます。鍋に湯を沸かし(分量外)、大根を柔らかくなるまで下ゆでしたら、そのまま冷ましておきます。
2. ブリのアラは大きくぶつ切りにし、粗塩(分量外)をふって水洗いします。ざるにあげ、熱湯(分量外)をまわしかけて表面がうっすら白くなる程度にさっと熱を加えます。
3. 2で下ごしらえしたアラを鍋に入れ、酒と分量の水を加えて火にかけます。アクが出てきたら丁寧に取り除いてください。
4. アクが出なくなってきたら、火を弱めてスライスした生姜、下ゆでした大根を加えてさらに煮ます。
5. 一煮立ちしたら醤油、砂糖を加え、落としぶたをして弱火で30分ほど煮ます。大根にしっかり味がしみたらできあがり。

天然わら納豆で作った「きりざい」
魚沼地域に伝わる郷土料理、「きりざい」。貴重なたんぱく源だった納豆をより美味しくたっぷり食べるために、細かく切った野菜と合わせてよく和えた料理です。今回はシンプルに、納豆と野沢菜漬けだけを使用。家庭によっていろいろなレシピや作り方があり、大根やにんじん、漬け菜、シソの実、などを加えることもあるようです。炊きたてごはんにたっぷり乗せて「きりざい丼」にするのもおすすめ!
材料
わら納豆ふくふく 200g
・野沢菜漬け 100g

1. 野沢菜漬けを細かくみじん切りにします。
2. 納豆と野沢菜をよく混ぜて完成。味が足りないと思う場合は、お好みで醤油などで味を調えてください。

丸いものとろろ
石川県に伝わる伝統野菜といえば、「加賀野菜」の名でも知られるブランド野菜。このうちの1品、「加賀丸いも」はやまといもの一種。山芋や長芋以上に粘りが強いのが特徴です。この日はとろろごはんに。
材料
・丸いも 1個
・だし汁 50ml程度
南茅部産 天然白口浜真昆布枕崎本枯節の削り節
料亭御用達の薄口木桶醤油 大さじ1.5
一番摘みの焼き海苔 霜月の海苔 適量

1. 丸いもの皮を剥き、おろし金などですりおろします。滑りやすいのでご注意を。
2. 1にだし汁と醤油を加えてよく混ぜます。器に盛り、最後にお好みで海苔を添えて完成。